美容師ってどうなるの?
美容師になりたいけどどうすればいいのか?
美容師になるには美容師免許の国家資格が必要になります。
美容師になりたいと思う人の中には、現在、学生の方、働いている方、様々な環境の方がいると思われます。
この記事では、美容師になるための道のりを紹介します。
この記事を読み終えると、自分に合った美容師になるための手順を見つける事ができます。
美容師科卒業資格を取る
美容師免許を取得するには基本的に美容師免許を取るために、美容師専門学校を卒業する必要があります。
いくつか取得する方法としては
・昼間課程の専門学校(2年制)
・夜間部課程の専門学校(2年もしくは2年6か月)
・通信制の専門学校(3年制)
・美容師科の大学、短期大学(4年制、2年制)
・美容師科の高等学校(3年制)
基本的に高卒資格が求められますが、中卒資格だけでも美容師科の設置してある高等学校か通信制の専門学校に通えば美容師学校卒業資格が取れます。
但し、通信制の専門学校は高卒資格がないと入れないところも多いです。
美容師科の高等学校も数は少ないので、大体の方は高校を卒業してから専門学校学校に入る方がほとんどです。
今の時代は最低限の教養がないと美容師としてやっていくのも大変だと思うので、普通に高校卒業してから専門学校に進学するのが個人的にはお勧めですね。
僕は元々、高校卒業の後に大学に進学しましたが、2年で中退して通信制の専門学校に入り卒業しました。
通信制は10月からの秋入学のとこもあり、僕は当時てっきり春に入学するものだと思っていたら秋入学でした。。。
学費はどのくらい?
学費も通う学校によって変わります。
大体の相場は、
・通学生の専門学校 200~300万
・通信制の専門学校 70~100万
くらいはかかります。
通信制は当時学校に行かなくてもいいと思っていたら、年に2回スクーリングで学校に1週間ずつ通いトータル20~30万くらい別途でかかりました。
学校によってスクーリングの回数や費用もまちまちみたいです。
その他、美容道具を揃える必要がでてくるのでプラスアルファーかかってきます。
僕は当時、値段を安く抑えたかったので比較的に費用が安い通信制の専門学校に入りましたが、トータル諸々含めて100万近くはかかりました。
学校を選ぶ基準
学校はその人の状況にもよるとは思いますが、正直どこでもかまわないと思っています。
自分に合いそうなところであれば問題ないのではないのでしょうか。
そもそも学校を卒業し、最終的に美容師の国家試験に受かり美容師免許を取らないと美容師として働くことができません。
昔は美容師免許を取得しないで、モグリで美容師をやっている人も結構多かったです。
当時は世間ではあまり知られてはいなかったのですが、90年代後半からカリスマ美容師ブームが起こりました。
その時にマスコミにカリスマ美容師が無免許が取り上げられ、周りの無免許の美容師が慌てて国家試験を受けに行った方も多かったですね。
今は美容師免許を取らないとお店で美容師として働くことができないのが基本前提です。
国家試験を受けて美容師免許を取得する
昔は、専門学校は1年制で卒業の後、1年間のインターンを経てからではないと国家試験を受けることができなかったです。
今は卒業と同時に国家試験を受けることができます。
国家試験は年2回、2月と8月に受けることができます。
試験は筆記試験と実技試験の両方を受からないと美容師免許が取れません。
筆記試験、実技試験共に6割以上取るのが合格の基準になるといわれてます。
合格率は冬で8割程度、夏で5~6割程度くらいになっています。
正直、他の弁護士や税理士などに比べたら断然合格はしやすいです。
普通に勉強して、実技の練習をしていれば大体は合格できます。
逆に不合格になる方で多いのは筆記試験に落ちる方は多いですね。
よっぽどの不器用な方ではなければ実技試験は受かるります。
しかし、今も昔もあまり変わらないのですが美容師を目指す人は勉強が好きではない方や苦手な方が多いですね。
今後、美容師なってやっていこうと思う方に覚えといて欲しいことがあります。
美容師になってからは計算することや、ケミカルの知識などを覚えなければいけないないことも非常に多いです。
今の美容師として働く上では必要になります。
勉強が苦手な方は、技術の練習する以前に色々なことを覚えるのが苦手で挫折する方も割と多いです。
今の時代、最低限の計算ができるくらいは必要最低限ですね。。。
美容室に就職するには?
美容師の専門学校を卒業し、美容師免許を取得し晴れて美容師として働くことができます。
実際は美容室で美容師として仕事は何もできません。
すぐにカットとかできるものだと思ったりもするのですが、美容師の専門学校はあくまでも美容師の国家試験を合格させるための教育になっています。
実際、学校で技術の勉強といっても触り程度なので、卒業してもほぼ使い物にはなりません。
そのためほとんどが美容室に就職します。
今は在学中にインターンシップ制度で美容室での就業体験ができるのでそこから自分に合った美容室を面接を受けていきます。
美容室は大型店、小型店、全国展開するチェーン店、様々ありますが今では美容室は全国で25万件もありま。
ちなみにコンビニは全国で5万700件くらいです。
街中には、コンビニやラーメン屋さん、歯医者さんなど多く目に触れますが圧倒的に美容室の件数は多いです。もはや飽和状態ですね。
それに対して、学校を卒業して美容室国家試験を取得した年間の人数は今では2万人を切って来ています。
単純に全ての美容室が新卒者を採用したいと思ったとしても12店舗で1人の新卒者を奪い合う形になっているのが現状です。
今の美容美容業界は本当に人手不足が深刻な現状です。
特に街中の個人店などは中々募集してもスタッフが入ってこない現状があります。
ぶっちゃけ雑誌やテレビなどに取り上げられる都心部などのカリスマ美容師などがいる有名店などは採用される倍率は何十倍です。
特にこだわらなければどこかしらの美容室では採用されて働けると思います。
美容師になってスタイリストになるには?
そこから大体はアシスタントとして3年~5年は過ごして、お店の規定の技術試験を受かればそのお店で晴れてスタイリストになれるのがほとんどです。
お店によって技術のチェック項目や審査基準もバラバラでお店次第なので早いところであれば1年たらずでデビューできるお店もあります。
但し、個人的に早くスタイリストになっても様々なお客様を対応できるかは難しいとは思いますが。。。
ある程度、スタイリストデビューしてからそれなりにやっていけるのはアシスタント歴は3年くらいは必要にはなると思います。
僕の時代はまだネットで色々調べたりできる時代でもなっかたので、いざ美容師になってから美容師業界ってこういうのなんだと色々知っていくことがほとんどでした。
まとめ:美容師になるためには
美容師になるのであれば、
美容師学校卒業
⇩
美容師国家試験を取得する
⇩
美容室に就職してアシスタントを数年務める
一般的にこの段階を踏んでいくのがセオリーになってくると思います。
少なくとも美容師学校に入学してからトータル5年くらいは平均でかかってきます。
美容師になってスタイリストとしてやっていきたい方はそのくらいの期間は必要になってくることを頭に入れておいた方がいいですね。
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